お久しぶりです。金木犀ささきです。
いよいよ4月から介護報酬改定になりますが、今回はどんな改定になっているか全サービス共通の項目に注目して見ていきたいと思います。
全サービス共通の項目として、感染対策の強化・事業継続の取組の強化・CHASE・VISIT情報収集の推進。介護・育児、仕事の両立支援へ人員配置基準の配慮・ハラスメント対策の強化・会議や多職種連携におけるICTの活用。利用者への説明・同意等の見直し・員数の記載や変更届出の明確化・記録の保存等に係る見直し・運営規程等の掲示の見直し・高齢者虐待防止の推進と盛りだくさん。
虐待防止とICTは前々からという印象がありますが、ICTについてはコロナでより加速した気がします。また感染対策を筆頭に、利用者への説明及び同意の見直し等去年から話題になっていた項目が順当に盛り込まれています。
個人的に一番嬉しかったのが、記録の保存についてです。介護業界は書面で残すものが多いなと感じていたので、やっとかという思いです。一方で書面で残してなく、サーバー等の不具合で記録がなくなるのも怖いですが…。
金木犀は電子化に問題なく対応していますが、介護業界は紙ベースの事業所もたくさんある気がします。これにより紙にこだわっている法人が少しでも減って、少しでも効率良く業務が出来るように願っております。
2021.2.6 ささき