先日、演劇の脚本を書く方がヘルパーを「訪問介護士」と書いていたので、とても違和感を感じて「訪問介護員」と訂正させてもらいました。介護福祉士・訪問看護師、このあたりがごちゃごちゃになって、「訪問介護士」となったようです。
自分も、当社に就職直後に(もしかしたら今も?)用語がごちゃごちゃになり、職場の皆様にご迷惑とご心配をおかけしました。心配の行く先は「お取引先、ご家族様、関係者の皆様に、物事がきちんと伝わらない」という顛末。言葉の間違いは、誤解や混乱を招きます。
そのときに思い出したのは、子どもの頃に困ったエピソードの数々です。母は言葉を選んで話すタイプではなく、感覚重視のタイプ。「お昼はおそばでいいかしら」と言って、出てくるのは日本そばとは限らず、うどんだったりラーメンだったりするので、自分が食べたい、と頭で思い描いているおそばがどれなのか、しばらくわからなかったのです。「公園に行く」と聞いて、滑り台やブランコを想定してワクワクしていたら、着いたのは自然豊かな公園で遊具なし、ということもありました。
さて、このたび府中市が都内の自治体で初めて全日本女子野球連盟の「女子野球タウン」に任命されました。これからは野球のユニフォームを来た女子たちを多く見かけるようになるかもしれません。今年度から市内の小中学生の大会が「少年・少女野球大会」と改名されました。野球をする女子があたりまえになる日が、もうすぐそこまで来ているようです。
2022.6.4 こしごえ