先日、清水寺で発表された「今年の漢字」は「密」でした。
「密かぁ…」となんとも言えない気持ちになりながら、つい1か月前のことを思い出しました。
秋深まり紅葉がきれいに色づいた11月、高尾山(八王子市)で見た『三密の道 苦抜門』という門…。三密という言葉に足を止める人達がいてざわついており、にわかに写真スポットになっていました。
よくよく調べてみると「三密」とは密教用語だそうです。
日常生活において三密とは、身(身体)、口(言葉)、意(心)の三つで成り立っており、これこそが煩悩のもと(わずらいや悩み)。この悩みを消すことを心に念じてくぐり抜けるという門でした。
字面にしてもわかりづらいですが、身体と言葉と心は大事にしないと、悩みやわずらいの種になるということ?と勝手に解釈してます。三密は、実は密教の大事な教えだったんです。
言霊という言葉がありますが、良い言葉を発することで、身体と心が健康になると良いです。
今年もあとわずかですが…。
「皆さま、良いお年をお迎えください(*^-^*)、来年は明るいニュースが沢山ありますように!」
2020.12.19 おばら