今年は3月17日から日本の雑節の一つである彼岸を迎えました。
お墓で手を合わせ、感謝の気持ちと供養の心を伝えます。
みなみ家の年間行事のひとつでもあり、夫の実家に親族が集まりご先祖への供養を皆で行います。私は嫁いだ時から“おはぎ”を作る担当です。春と秋に彼岸がある為、少なくとも年2回はおはぎを作ります。
嫁いで30年以上が過ぎている為、60回以上は作って来ました。同じ食べ物ですが、春の彼岸では“ぼたもち”と言い、秋の彼岸では“おはぎ”と呼ぶそうです。 自分で言うのも何ですが、美味しいです。
舅は酒を用意します。姑は煮物を作ります。兄嫁はてんぷらを揚げてきます。兄は刺身を切る係です。一人一人がいつの間にか担当を持ち、個々に用意した料理を口にしながら亡くなった祖父や祖母たちの話を楽しみます。大人には見えませんが、孫たちには何かが見えるようで怖がります。
今は墓じまいの時代になって、彼岸を知らない人が増えています。日頃の関係が、いざという時に生かされます。お墓がある事で離れた兄弟や親族とも会う機会が出来、交流が続くのではないかと個人的には考えています。
金木犀ケアプランホームでは、3ヶ月に1回社長がランチミーティングの場を用意してくれます。美味しい昼食を食べながら、社員みんなで話し合いを行います。個人では行けないような店を、毎回見つけてくれます。何処もおいしい店ばかりです。
働くだけでなく楽しみがある事で、また仕事を頑張ろうという気持ちになります。コミュニケーションはいつの時代も大切なツールです。
2024.3.23 みなみ