そら豆の花が咲きました。
同じマメ科のお花、スイートピーに少し似ています。
実がなる旬は5月ですが、すくすく葉っぱが上に伸びていく姿に生命力を感じます。花言葉は「憧れ」、空に向かって伸びる姿が空への憧れをイメージするためとか。
私は、そら豆を見るたびに思い出す昔話があります。
ある日、そら豆が、友達の炭とワラと一緒に橋のない川を渡ろうとしました。優しいワラが橋の代わりになり、初めに炭が渡ろうとしましたが、怖気づいてワラの上で立ち尽くしてしまい、終いには、炭の火がワラに引火して二人とも川に落ちてしまいました。それをみて 大笑いしたそら豆が笑いすぎて頭がぱっくりと割れてしまいました。泣いていたところ、通りかかった人が頭を縫ってくれましたが、あいにく緑の糸がなかったので、黒い糸(筋)で縫ってくれました、とのお話。
何とも言えないシュールさがあり忘れられません。でも、本当のそら豆は、採れたては緑の筋があり、鮮度が落ちて黒になるそうです。新鮮なそら豆、早く食べたいなあとワクワクしています。
いよいよ新年度ですが、1日1日大事にしていきましょう。
2023.4.1 おばら