秋のお彼岸が近づいてきました。暑さ寒さも彼岸までというように、残暑がおさまり、過ごしやすくなることでしょう。
ある事業所のニュースに、「秋に鳴く虫たち」という特集があり、懐かしく感じながら読ませて頂きました。秋に鳴く虫の代表として、こおろぎ、きりぎりす、すずむしがあげられ、こおろぎは、「コロコロコロリー」 「ヒリヒリヒリヒリ」、きりぎりすは、「ギーッチョン」 「チョン・ギース」、すずむしは、「リィーン・リィーン」というふうに鳴き声が表現されていました。夜、窓を開け耳を澄まし虫の鳴き声を聞いてみると、そんなふうに聞こえるような、聞こえないような…。虫の声に慣れ親しんでいますが、虫の声を愛する人種は、日本人しかいないと言われているそうです。
幼少の頃、夏なると父が風鈴を用意し、母がすずむしを30匹ほど農家さんからいただいていました。夏の夜を音で涼しく感じながら過ごせるようにしてくれた事を懐かしく思いました。
訪問の途中にある栗の木。今年もたくさんの栗がなっています。
2023.9.16 のむら