当事業所では日報(一日の業務内容等の報告)を業務の終わりまでに各自がパソコンで日報アプリに入力しています。
パソコンやスマホを使い、その日の日報をその日のうちに全員で共有することも可能です。
日報に「今日の一言」という項目があります。数年前、代表から「日報のテンプレートを変えたいので何か考えてください。」と話しがあり、あれこれ考えて、「今日の一言」を提案。それが採用され今では一役買っています。
短時間で発する一言からその日の出来事、その日やその時の思いが読み取れます。
例えば、「3日間の実務研修を実習生が真面目に真剣に取り組んでいる姿に今後の活躍を応援しています。」とか「今日の研修は業務に役立てることできそうで受講して良かったです。」とか「梅が咲いて春が待ち遠しい一日でした。」などポジティブな一言からは、忙しい一日の中でも少し周りを見ることができている。心も健康である事が読み取れます。
しかし、「今日は雨が降り、移動が大変でした。」とか「今日はいろんな事が起きて何から解決していいか困っています。」とか「電話が多い一日で業務がはかどりませんでした。」などネガティブな一言からは、体調面での不安や何か問題を抱えている。困っていることや相談したいことがあるのではと推察できます。日報の「今日の一言」により事業所内でケアマネジャーが置かれている状況に気づきができて、声をかけることができます。わたくしも周りからの声かけにより安堵し助けていただいております。
こんな心温まる一言で気持ちや行動に変化がありました。
2月初めスキーに行ってきました。
スキー場のゴンドラ乗り場ではスタッフさんからの「スキーの板お持ちしますね。ゴンドラの乗り降りに気をつけて楽しく滑ってください。」という一言で気持ちよく滑ることができたり、中央高速道路談合坂サービスエリアのスタバの店員さんからの「今日はお天気で良かったですね。道中お気をつけて!」の一言が安全運転に繋がりました。
これからも「一言」を大切にしていきたいと思います。
2024.3.2 のむら