もうすっかり春!・・・すぐ夏かも!?気候が変です。
一般的には進学、就職など、新生活のスタートを切る人たちも多かったはず。
「いや、別に何も変わらないよ......」という人も、フレッシュな"新入生"や"新人さん"が身近にやってきたら、なんだか気分がリフレッシュされたりすのでは。
ふと1年の始まりは「1月」。なのに、なぜ新年度は「4月始まり」と疑問を感じてしまいました。
学校や会社は「4月はじまり」? なぜ1月ではなく「4月」なのでしょうか?
日本では「入学式」といえば、4月ですが、アメリカやイギリスなどの欧米諸国では9月スタートが一般的。シンガポールやオーストラリアは1月、ブラジルは2月、韓国は3月、タイは5月、フィリピンは6月……と、世界を見渡すとそのタイミングはバラバラ、なかでも「4月はじまり」は、かなりの少数派のようです。では、なぜ日本は4月?
これには諸説あるものの、どうやら“日本の産業構造”と密接な関係があったらしいのです。
【はじまりの季節、春。そのワケは、実は“秋のお米”にあった?!】
時は元禄……よりちょっと後、江戸時代の末期。当時の日本の主な産業といえば、農・林・水産業などの“第一次産業”。時代劇でよく見られる“年貢”のイメージ通り、税収の源といえば“お米”でした。
とはいえ、お米や農産物をそのまま税金として国に納めるわけにもいきません。大まかにいうと、秋に収穫したものを売ってお金に→税金が納められる→納められた税金を元に予算をが組まれる……という流れになるのですが、これでは“新しい予算による新しい1年”を1月から始めるのには、無理があったご様子。そこで、「4月はじまり」となったんだとか。ほ~。
たまに疑問に感じた事を調べると面白い事もあります。
2024.4.20 まつおか