我が家の三女がこの春、無事に社会人になります。農業高校で畜産などを学び、大学も農業の勉強をしていたのに、どうしたことか某法律事務所に就職が決まりました。
農業について考え、学ぶうちに、「農家さんのための法律の窓口になりたい」と思うに至ったそうです。農業経営には様々な法律が絡むけれど、そういったことは苦手な方が多く、そうした方々の力になりたい、というビジョンを語ってくれました。
三女は小学生のときに、人権作文コンクールで入賞したことがあり、そのときのテーマは「困っている人を助けたい」。その思いが続いているのかもしれません。
きちんと勤務ができるか。理想と現実のギャップに耐えられるのか。満員電車に乗れるのか。花粉症を乗り切れるか。心配は山積みですが、なんとか軌道に乗ってもらいたい。組織から期待してもらい、何かを真剣に教えてもらえる機会は、決してそう多くはないと思うのです。年をとればとるほど、部分的な役割しか与えられなかったり、同じ作業の繰り返しになりがちなので、今、真剣に学び、習得するチャンスだと伝えたい。
さて、わが金木犀ケアプランホームは、50を過ぎた新人ケアマネジャーである私を快く受け入れ、真剣に業務を教え、次々と課題に挑戦させてくれる職場です。期待に応えるべく、体調を整え、日々研鑽しなければいけませんね。頑張ります。
2024.3.30 こしごえ