春から夏にかけては、いろいろな野菜が育ち、これからが楽しみです。
わたしたちが、ふだん目にしている野菜の姿は、“植物”としては、どれも命の途中のほんの一コマだそうです。
食べる部分は、さまざま。たとえば、種(ごま、枝豆等)、実(なす、とまと等)、葉っぱ(キャベツ、ホウレンソウ等)、茎(アスパラ等)、根(大根、カブ等)。枝豆の種は、あたりまえですが大豆です。あたりまえのことに感心します。種を植えると発芽し、根を張り、茎をのばし、葉を広げ花を咲かせ種を残す、生き物としての一コマを頂いているんですね。
収穫時期を逃したネギがネギ坊主(花)を咲かせると、「あー勿体ない。」と思いますが、ネギ目線でいうと晩年に種を残そうとしているだけなんです。
野菜を育てていると、虫や鳥がきます。人間としては迷惑ですが、それもまた命のリレー。
同年代の友人は、ベランダで、レモンの木を育てているとのこと。まだ実はならないそうですが、柑橘系の匂いに誘われてアゲハ蝶がやってきて卵を産み、幼虫になり、葉っぱを食べてしまい、その後蝶になって飛んでいったとのこと。絵本『はらべこあおむし』の世界観です。すごい…。
我が家のベランダの野菜たちがにぎやかになってきました。
形が不揃いでも収穫したてはどれも美味しいです。いまは、玉ねぎが美味しく頂けそうです。
2024. 5. 18 おばら