今年の夏は猛暑。パソコンの右下に、毎日毎日「今年の最高温度」と表示され、もういったいどうなってしまうのかと思うほど。以前、我が家にはしばらくエアコンがありませんでした。無理をせず、だるければダラダラゴロゴロ過ごす、避暑のために図書館や商業施設に出かけるという夏でした。
冷房を使いだしたら、窓を開けない日が続き、今日は久しぶりにドアや窓を開け放してみました。セミの鳴き声が新鮮。鳥のさえずりも聞こえる。
夫の実家は水上温泉にあり、天気がよければ窓のむこうに谷川岳や谷川の流れが見えます。義母は、虫が入ってこようとお構いなしに窓や玄関を開け放します。ときどき近所に住む親戚が「お茶飲みにおいで~」と声をかけてくれます。わが夫も、なるべく窓や玄関を開けて風を通したいタイプ。子供たちが小中学生の頃、夫が家にいれば、玄関のドアはドカンと開いていました。子供たちだけで放課後を過ごすことも多かったので、ドアや窓が全開の時間は「安心感」「解放感」に繋がってくれたかな、と思っています。
自分が10代の頃は住環境の影響で、窓をあまり開けない生活でした。かわりにテレビという窓をを開けて、社会や世間とつながっているつもり、になっていたような気が。これから先はできれば、ほんものの窓や玄関を開けて、風通しよく生きていければ、と思っています。
2024.8.24 こしごえ