ご利用者様のお宅でもよくみかけるからす団扇。毎年7月20日に大國魂神社で開催される「すもも祭」で頒布されます。この団扇であおぐと農作物の害虫が駆除され病人は平癒し、玄関先に飾ると魔をはらい幸福が訪れるといわれているそうです。
最近、絵本を読みます。絵本の読み聞かせは子供が成長する過程でとても大切なことでありますが、大人になったわたくしも絵本を読んで勉強になり心が癒されています。
例えば
「おおきなかぶ」。
おおきなかぶを、おじいさん、おばあさん、孫娘、いぬ、ねこ、ねずみが「うんとこしょどっこいしょ」とみんなで力を合わせて引き抜くというお話ですが、かぶを引く抜くという1つの目標に向かってみんなで協力していくということはケアチームそうです。ご利用者様をケアマネジャー1人ではなくみんなで支えていくということに繋がりますし、ケアマネジャー自身も1人ではないんだよ。みんながいて助けてくれるよと教えてくれました。
「はらぺこあおむし」
ちっぽけなあおむしが、毎日たくさんの食べ物を食べて大きくなり、最後には美しい蝶になるというお話です。とても色彩、画面が綺麗で読んでいて楽しませてくれます。
「ねずみくんのチョッキ」
ねずみくんがお母さんに編んでもらったチョッキを着ていると、アヒル、サル、アシカ、ライオン、うま、ぞうが「いいチョッキだね、ちょっと着せてよ」と頼んできます。ねずみくんは快くチョッキを貸しますが、最後にゾウがチョッキを着てチョッキが伸びてしまいます。ねずみくんはがっかり!でもチョッキを貸してくれたお礼にぞうがチョッキのブランコでねずみくんを楽しませてくます。悪いことばかりではなく良いこともあるんだと希望がもてました。
絵本は面白さを伝えるだけではなく思いやりや前向きな心が学べます。絵本を通じて感じたことを記してみました。
2021.8.7 のむら