令和元年10年、台風19号において多摩川が甚大な被害を受けました。
一滴の雨が降り続けることであそこまで川の水位が上昇するとは自然は恐ろしいです。
あの当時府中市で暮らす自らの意思で非難が厳しい方、家族等の支援を得られないご利用者様は非難が困難なことから自宅に留まるしか選択肢がない状態でした。
そこで、この度府中市は風水害時に支援が必要な高齢者の安否確認や避難体制を確保するため今年3月に府中市サービス事業者連絡会と
『風水害時の要支援高齢者の安否確認等に関する協定』
を締結。
当事業所も協定締結事業所です。
先日当事業所で風水害時の対応等について研修を行いましたが、皆で話を進めていく中で様々な課題が出てくる出てくる。
「これは難しい。無理だー。」
とばっかりネガティブな言葉を並べても何も前進しないので、少しずつ準備を進めていこうと考えております。
市内の浸水想定地域に暮らす支援が必要なご利用者様が少しでも不安が解消出来たらよいです。
さて、何でしょうか、今週の長雨。
ニュースで全国の被害が報告されています。
「今回はさすがに怖さを感じる。」
と、九州に暮らす妹の声。
これ以上、全国で被害が出ないことを願っています。
自宅近所を散歩すると歩道のブロック目地の砂の盛り上がりをよく見かけます。
蟻の巣の出入口のようです。
雨が降った際、人間にとっては大したことない雨でも小さな虫にとっては大水害なのでしょう。しかし、一度砂が流されても数日後には復活。
たくましいです。皆、生きるのに必死ですね。
立ち止まってジーっと見ているといろいろと考えさせられます。
2021.8.14 たけむら