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食品ロス

ある日、こどもから、家庭ごみの内容と量を調べる宿題があるから教えてほしいと言われ、1週間に出るごみの量、内容を調べるはめになりました。恥ずかしいです。なんと多いことか。可燃ごみ、プラごみ、紙ごみ、缶、ペットボトル…と、淡々とプリントに記入していく子供に、ちょっと少なめに書いてほしい…と到底、聞き入れてもらえない願いを心で念じておりましたが、ありのままを報告されました。

年間、何十万トンと出される家庭ごみの中には、食品も多く含まれています。賞味期限切れの商品を安く販売したり、フードバンクへの寄付などの設置箱がスーパーなどの各所に見かけるようになりました。
そんな食品ロス問題解消にも、一役かってそうな場所、こども食堂があります。

私の住んでいる地域では、こども食道が、学校から5分ほどの距離にあります。会員登録してから利用可能ですが、こどもたちは無料、大人も安い金額で食事ができます。平日毎朝、登校前のこどもたちでにぎわっており、すっかり地域に根付いています。支えているのは、地域の方々や企業からの食品提供や寄付金、多くのボランティアさんたちです。

子ども食堂設立のきっかけを書いた記事を読んでみると、当時の校長から聞いた「朝食欠食児」の話。朝食を食べないと授業に集中できず、運動や学力にマイナスの影響があるとされているが学校や家庭だけでは解決が難しいのが現状だったためとのこと。設立からまだ数年、あっという間に広がり、かなりの数の子供達が食堂で食べてから学校に行く光景が、日常になっています。

ボランティアさんたちと楽し気に話す地域の小学生をみていると、多世代交流の場になっているな、とほっこりします。
最初は一つの目的だったものが、結果、地域活性化、食品ロス削減、多世代交流にも寄与していく、良い試みだなと思います。

わたしもできることから始めないと。
こどもから言われたアドバイス、「食品ロスを減らすには、買いすぎない、作りすぎない、近いものから買う(賞味期限)のが良いんだって。」
まずは、我が家のごみの量を減らすべく、我が家の廃棄ロス削減から始めようと思います。

2024. 7. 27  おばら

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